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イエレン財務長官、リプトン元IMF幹部を上級顧問に=関係筋

ロイター / 2021年2月3日 10時29分

イエレン米財務長官が、デービッド・リプトン元国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事(写真)を財務省の上級顧問に起用する見通しと、関係筋6人が明らかにした。ベルリンで2019年10月撮影(2021年 ロイター/HANNIBAL HANSCHKE)

[ワシントン 2日 ロイター] - イエレン米財務長官が、デービッド・リプトン元国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事を財務省の上級顧問に起用する見通しであることが分かった。関係筋6人が明らかにした。

関係筋によると、リプトン氏は先進7カ国(G7)や20カ国・地域(G20)関連など国際経済問題の責務を担うことになり、イエレン長官は米経済問題やバイデン大統領が進める1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス対策法案の実現に注力することが可能となる。

リプトン氏は1993─98年、クリントン政権下で財務次官(国際経済担当)を務めた経歴もあり、関係筋はリプトン氏が同盟国や多国間機関との関係再構築でも寄与するとの見方を示している。

ロイターの問い合わせに対し、ホワイトハウスと財務省はコメントしなかった。リプトン氏にもコメントを求めるメールを送ったが、回答を得られていない。

グローバル開発センターのシニアフェローで、元財務省高官のスコット・モリス氏は、「リプトン氏が就任すれば、国際問題対応で財務省の存在感が大きく増す。信頼感が回復し、世界的な危機下で経済問題に全力で取り組むバイデン政権の姿勢を示すことができる」と述べた。

リプトン氏はこれまで、トランプ前大統領の貿易政策や関税措置を批判することが多かった。

同氏の就任時期は不明。ただ、上院の承認は不要なため早期に実現する可能性がある。

G7財務相・中央銀行総裁会議は2月15日に、G20財務相・中央銀行総裁会議は2月26─27日に開催される。

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