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3日の日経平均は3日続伸、「主役はバリューに」

ロイター / 2021年2月3日 15時58分

東京株式市場で日経平均は3日続伸した。写真は、東証前の大型画面の前景。2020年10月2日に撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 3日 ロイター] -

日経平均

終値      28646.50 +284.33

寄り付き    28482.71

安値/高値   28,402.30─28,669.95

TOPIX

終値       1871.09 +24.07

寄り付き     1858.50

安値/高値    1,857.41─1,871.09

東証出来高(万株) 137438

東証売買代金(億円) 27863.1

東京株式市場で日経平均は3日続伸した。前日の米株高を受けて市場の不安心理が後退、朝方から主力銘柄を中心に広範囲に買いが入り、日経平均は5営業日ぶりに2万8500円台を回復した。ただ、買い一巡後は上値の重さが意識され、もみあいとなった。このところ堅調な動きを見せていたハイテク株は伸び悩み、市場では「グロース株からバリュー株への主役交代の動きが見え始めてきた」(国内証券)との声が聞かれた。

日経平均は3日続伸で取引を始め、前営業日比307円78銭高の2万8402円30銭で高値を付けた。直近の懸念材料となっていた米国株式市場の投機の動きが収束に向かった格好となり、買い直しの機運が高まった。ただ、東京エレクトロン、SCREENホールディングス、アドバンテストなどの半導体をはじめとするハイテク株(グロース株)は総じて軟調な値動きとなった。

みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏は「米追加経済対策は民主党案に近い形で成立する見通しで、景気回復期待でバリュー株が買われ、その反動でグロース株が売られている」と指摘する。「一過性とはいえ、今後株価が下落する局面では、バリュー以上にグロースが売られるなどといった傾向がみられる可能性がある」とみている。

TOPIXも3日続伸し、1.30%高となった。東証1部の売買代金は2兆7863億1000万円。東証33業種では、空運業、不動産業、輸送用機器、陸運業など32業種が上昇。パルプ・紙は値下がりとなった。

個別では、トヨタ自動車が商いを伴って4.39%高。同社の決算発表は8日だが、先にデンソーやアイシン精機など系列企業が相次いで上方修正を発表。「本丸」であるトヨタの好決算に対する期待が一段と高まってきている。デンソーは連日の昨年来高値更新し、3.94%高となった。

東証1部の騰落数は、値上がり1593銘柄に対し、値下がりが522銘柄、変わらずが76銘柄だった。

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