米建設支出、11月は0.4％増 一戸建て住宅建設が活発

１月３日、米商務省が発表した１１月の建設支出（季節調整済み）は年率換算で前月比０．４％増加した。公共部門が軟調だったものの、民間部門の一戸建て住宅建設が活発だった。伸び率は前月と一致したが、市場予想の０．６％には届かなかった。写真は２００８年５月、米コロラド州デンバーの住宅建設現場（２０２２年　ロイター／Rick Wilking）

(第１段落の日付を修正します)

［ワシントン　３日　ロイター］ - 米商務省が３日に発表した１１月の建設支出（季節調整済み）は年率換算で前月比０．４％増加した。公共部門が軟調だったものの、民間部門の一戸建て住宅建設が活発だった。伸び率は前月と一致したが、市場予想の０．６％には届かなかった。

前年同月比では９．３％増加した。

民間部門は０．６％増。住宅建設が０．９％増加した。このうち一戸建て住宅は１．２％増。ただ、集合住宅は０．３％減少した。ガス・油井掘削などの非住宅建設は０．１％増。

公共部門は０．２％減。州・地方政府が０．２％、連邦政府が０．４％、それぞれ減少した。