米大統領選、トランプ氏感染受けバイデン氏のリードやや拡大=世論調査
ロイター / 2020年10月5日 8時25分
10月4日、トランプ米大統領の新型コロナウイルス感染発表を受けたロイター/イプソスの全米世論調査で、統領選の民主党候補バイデン前副大統領(写真)の共和党候補トランプ氏に対するリードは10ポイントに拡大、ここ1カ月で最大となった。2日、ミシガン州で撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 4日 ロイター] - トランプ米大統領の新型コロナウイルス感染発表を受けたロイター/イプソスの全米世論調査では、大半の回答者がトランプ氏が新型コロナをもっと深刻に受け止めていれば感染は防げたとの見方を示した。また、大統領選の民主党候補バイデン前副大統領の共和党候補トランプ氏に対するリードは10ポイントに拡大、ここ1カ月で最大となった。
調査は10月2─3日に実施。11月3日の大統領選で投票予定の有権者のうち、51%が投票先をバイデン氏と回答、41%がトランプ氏と答えた。このほか、4%は両氏以外、4%は決めていないとした。
バイデン氏のリードはここ数週間の世論調査でのリード幅から1─2ポイント拡大したが、調査の誤差5ポイントの範囲内ではある。
今回、トランプ氏の中核的な支持グループに動きはなかった。支持者の一部はトランプ氏が2日から入院している病院の周りに集まり、回復を祈っている。
トランプ氏はこれまで、多くの死者を出している新型コロナウイルス感染症を軽視する言動を繰り返し、先週もマスクを着用するバイデン氏を批判していた。
調査では、回答者の大半が新型コロナウイルスを非常に心配していると回答。登録民主党員の9割、登録共和党員の5割を含む、回答者の65%が「トランプ氏がコロナをもっと深刻に受け止めていたら、おそらく感染しなかった」との見方を示した。
トランプ氏が新型コロナについて真実を伝えているかどうかの質問では、「伝えている」との回答はわずか34%、「伝えていない」が55%、「分からない」が11%だった。
トランプ氏の新型コロナへの対応を巡っては、「支持しない」との回答が57%と、前週調査から約3ポイント増えた。
また、2020年大統領選の運動を安全面から縮小していることについては賛成派が大半だった。
回答者の67%が対面での選挙活動の中止を望むとし、59%が大統領候補による討論会はトランプ氏がコロナから回復するまで延期すべきと回答した。大統領候補による第2回討論会は今月15日に予定されているが、トランプ氏の感染がどう影響するかは現時点で不明。
調査は全米でインターネットを通じ英語で実施し、成人1005人が回答。このうち有権者は596人だった。
この記事に関連するニュース
-
米共和党討論会 2位うかがうヘイリー氏に集中砲火 不在のトランプ批判はなお控え目
産経ニュース / 2023年12月7日 19時7分
-
どうなる?2024年米国大統領選 高齢不安のバイデン氏VS裁判抱えるトランプ氏、再対決か
日刊スポーツ / 2023年12月2日 8時0分
-
米富豪コーク氏団体、ヘイリー氏を支持 大統領選共和予備選
ロイター / 2023年11月29日 7時47分
-
トランプ対抗馬の最右翼、支持率上昇中の共和党候補ニッキー・ヘイリーとは
ニューズウィーク日本版 / 2023年11月20日 17時20分
-
米大統領選、再対決に嫌気か ケネディ氏上昇、ロイター調査
共同通信 / 2023年11月16日 16時13分
ランキング
-
1激しい戦闘続く中、ガザ地区に40日間…過酷な避難生活の記録
日テレNEWS NNN / 2023年12月9日 17時35分
-
2ガザ地区で戦闘続く、“ハマス 人質のイスラエル人男性1人殺害”家族発表 戦闘開始以降1万7700人死亡 ガザ保健当局発表
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2023年12月10日 5時39分
-
3イスラエル軍がハマス幹部数十人を拘束し移送、取り調べへ…国連「下着姿の拘束者に少年」
読売新聞 / 2023年12月9日 21時18分
-
4ウクライナ試練の冬 反攻半年、膠着続く 米欧支援に不安も
産経ニュース / 2023年12月9日 20時25分
-
5オスプレイ、製造過程で不正か 米で和解、80機超に影響
共同通信 / 2023年12月10日 19時33分
記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
