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独、ロ使館員の相当数を「好ましくない人物」に指定 仏も追随

ロイター / 2022年4月5日 3時9分

ドイツ政府は、在ベルリンのロシア大使館に勤務する「相当数」の職員を「好ましからざる人物」に指定する方針を決定した。写真はベーアボック外相。(2022年 ロイター/Tobias Schwarz)

[ベルリン/パリ 4日 ロイター] - ドイツ政府は、在ベルリンのロシア大使館に勤務する「相当数」の職員を「好ましからざる人物」に指定する方針を決定した。ベーアボック外相が4日、明らかにした。

ウクライナ検察当局は前日、ブチャを含む首都キーウ(キエフ)近郊の複数の地域で計410人の遺体が発見されたと発表。ベーアボック外相は「ブチャで起きたことは、ロシア指導部とそのプロパガンダに従う人々の信じがたい残虐性を示している」とし、「独政府は、自由と社会の結束に反する仕事をしてきたロシア大使館の数多くの職員を、好ましからざる人物に指定することを決定した」と述べた。

ドイツ外務省によると、ドイツで公認されているロシア外交官は104人。

ベーアボック外相は「ドイツはパートナー国と共に一段の対応を行う」とし、「対ロシア制裁措置をさらに強化し、ウクライナ軍に対する支援を拡大すると同時に、北大西洋条約機構(NATO)東方の配備も強化する」と述べた。

ロシアのインタファクス通信はロシア外務省の話として、ドイツが40人のロシア外交官に国外退去命令を出したとし、政府はこれに対応すると報じた。

フランス外務省もドイツに追随する形で、多くのロシアの公館職員の国外退去を決定したと発表。声明で「ロシアの行動はわれわれの国家安全保障上の利益に反する。今回の措置は欧州のイニシアチブの一環」とした。

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