トランプ氏支持候補が勝利、オハイオ州共和党上院予備選で

　５月３日、１１月の米中間選挙に向けて候補者を選ぶ予備選がオハイオ州で実施され、共和党の上院選候補にはトランプ前大統領が支持するＪ．Ｄ．バンス氏（写真）が選ばれた。オハイオ州デラウェアで４月撮影（２０２２年　ロイター／Gaelen Morse）

［シンシナティ（米オハイオ州）　３日　ロイター］ - １１月の米中間選挙に向けて候補者を選ぶ予備選が３日、オハイオ州で実施され、共和党の上院選候補にはトランプ前大統領が支持するＪ．Ｄ．バンス氏が選ばれた。

２０２４年大統領選への出馬を探るトランプ氏にとって、今後本格化する予備選の結果は党内での同氏の影響力を試す試金石となる。

エディソン・リサーチによると、ほぼ全ての開票作業を終えた段階で、「ヒルビリー・エレジー」の著者でベンチャーキャピタリストのバンス氏が得票率３２％で首位となった。州財務長官を務めたジョシュ・マンデル候補は２４％、州議会議員のマット・ドーラン候補は２３％。

バンス氏は民主党の上院予備選で勝利したティム・ライアン下院議員と本選で対決することになる。

このほか、州知事候補を選ぶ予備選で、共和党は現職のデワイン知事が勝利した。

下院の議席を巡っては、民主党予備選で現職のションテル・ブラウン議員が進歩派のニーナ・ターナー候補を抑えて勝利した。