英建設業PMI、10月は53.1 5カ月ぶり低水準
ロイター / 2020年11月5日 19時33分
[ロンドン 5日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが発表した10月の英国の建設業購買担当者景気指数(PMI)は53.1と、5カ月ぶりの低水準となった。
ロイターがまとめた市場予想の55.0を下回った。9月は56.8だった。
ただ住宅建設は好調で、サービス業とは異なり、建設業PMIは好不況の分かれ目となる50を大幅に上回っている。
IHSマークイットのエコノミスト、ティム・ムーア氏は「10月の英経済は、他の部門は低迷したが、建設部門が好調だった」と指摘した。
PMIに最も寄与したのは住宅建設。ロックダウン(都市封鎖)の解除後に住宅需要が拡大している。不動産税が一時的に引き下げられたこともあり、住宅ローン承認件数は2007年以来の高水準となった。
新規受注は5年ぶりの大幅な増加を記録した。
イングランドでは5日から4週間のロックダウンが再導入されたが、建設業はロックダウンの対象から除外されている。
ただ、ムーア氏は「多くの回答企業から、景気の先行き不透明感が再び強まったとの指摘が出ている。累積需要が減少すれば、回復を維持できないとの懸念が出ている」と指摘した。
土木工事は引き続き大幅に縮小。商業用不動産建設も拡大ペースが抑制されている。
この記事に関連するニュース
-
ユーロ圏総合PMI、4月速報値は51.4に急上昇 サービス好調
ロイター / 2024年4月23日 18時56分
-
英総合PMI、4月速報値は11カ月ぶり高水準 コスト上昇も加速
ロイター / 2024年4月23日 18時20分
-
インド4月総合PMI速報値は62.2、14年ぶり高水準 旺盛な需要で
ロイター / 2024年4月23日 15時59分
-
英3月建設PMIは50.2、7カ月ぶり50回復
ロイター / 2024年4月5日 18時24分
-
英総合PMI、3月改定52.8 サービス部門鈍化も景気後退脱却へ
ロイター / 2024年4月4日 18時16分
ランキング
-
1いなば食品、大炎上でも「不買運動」が起きぬ理由 キリンはあれだけ盛り上がったが…どこに違いが?
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 18時10分
-
2東京円一時1ドル154円87銭、34年ぶり円安水準を更新…経団連会長「円安過ぎる」
読売新聞 / 2024年4月23日 20時39分
-
3【要注意】自宅に「エコキュートの無料点検をします」と突然の来訪! 悪徳業者の「詐欺」の場合もあるの? 正規業者との見分け方や注意点を解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年4月22日 5時0分
-
4リッチモンド、顧客満足度1位に「なっちゃう」神髄 目指さずとも…要因は"委ねる"から生まれる主体性
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 10時30分
-
5毎朝スタバのコーヒーを飲む上司。コンビニの「100円」コーヒーを買う場合と比べ、年間でどれだけ多くの金額を払っているのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年4月22日 11時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください