バイデン・トランプ両氏がジョージア州で演説、注目の決選投票

ロイター / 2021年1月5日 14時15分

米議会上院の勢力図を決める2議席の決選投票を5日に控えた南部ジョージア州では4日、バイデン次期大統領とトランプ大統領が、それぞれの党候補への支持を訴えた。写真は、ジョージア州アトランタ市で演説するバイデン氏。2021年1月4日撮影。(2021年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ダルトン/アトランタ 4日 ロイター] - 米議会上院の勢力図を決める2議席の決選投票を5日に控えた南部ジョージア州では4日、バイデン次期大統領とトランプ大統領が、それぞれの党候補への支持を訴えた。

ジョージア州は長年、共和党の地盤だったが、昨年11月の大統領選でバイデン氏が制し約30年ぶりの民主党候補勝利となった。

現時点の上院の構成は共和党が50議席で民主党が48議席。民主党候補が2議席とも制した場合、上院の議席配分は与野党50ずつとなり、ハリス次期副大統領が決定票を握ることになる。そうなれば、上下院とも民主党が主導権を握り、追加の新型コロナ対策や気候変動対策などバイデン次期政権の政策実現を後押しする。

決選投票は民主党候補のラファエル・ワーノック氏とジョン・オソフ氏がそれぞれ、共和党のケリー・ロフラー、デビッド・パーデュー両候補に挑む。

<バイデン氏「米国の新しい日に」>

バイデン氏はアトランタで開いたイベントで「新年を迎えた。明日はアトランタ、ジョージア州、そして米国にとって新しい日となり得る」と述べた。

また、トランプ政権の新型コロナウイルスワクチン配布は遅く、「ひどいスタートを切った」とし、「大統領は問題に対処するより、泣き言や不満を言うことに多くの時間を割いている」と批判した。

決選投票については、民主党候補なら国民向けの2000ドルの現金給付が実現するよう取り組むとし、両候補への支持を訴えた。

<トランプ氏 選挙結果巡り闘争継続>

トランプ氏は、共和党支持者が多い州北西部ダルトンの集会で演説。いまだ大統領選の敗北を認めていない同氏は、大統領の座に居座る姿勢を見せ「彼ら(バイデン氏、ハリス氏)はホワイトハウスに入ることはない。われわれは死に物狂いで戦う」と訴え、聴衆は「トランプのために戦う」と応じた。

6日は上下両院合同会議で各州の結果を集計し次期大統領を選出する。トランプ氏は、その手続きを仕切るペンス副大統領にも圧力をかけた。

トランプ氏はペンス氏を素晴らしい人物と持ち上げつつ「マイク・ペンスがわれわれのために成し遂げてくれることを期待する。そうでなければ、彼を気に入らないと思うことになる」と述べた。

*内容を追加しました。

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