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米株反発、ダウ167ドル高 ジョージア州上院決選投票を注視

ロイター / 2021年1月6日 7時2分

米国株式市場は不安定な値動きとなる中、反発して取引を終えた。前日の下落を受けて買い戻しが入った。ウォール街で昨年11月撮影(2021年 ロイター/ANDREW KELLY)

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米国株式市場は不安定な値動きとなる中、反発して取引を終えた。前日の下落を受けて買い戻しが入った。

ジョージア州では連邦議会上院の勢力図を決める2議席の決選投票が始まった。データサイト「538」の最新の調査によると、民主党候補がやや優勢とみられる。

アナリストは昨年12月に上昇した株式相場について、ポートフォリオのリバランスで1月は総じて値固めになるとみている。

投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX、恐怖指数)は6%低下。前日は終値ベースで2カ月ぶり高水準を付けていた。

業種別では、原油の急伸を受けてエネルギー株が大幅上昇した一方、主要消費財や公益事業はアンダーパフォームした。

新型コロナウイルスワクチンの接種開始や大規模な景気支援で主要株価指数はこのところ最高値を更新してきたが、従来より感染力の強いコロナ変異種の広がりや外出制限などの再導入を受け、景気見通しに不透明感も漂っている。

ただ、米供給管理協会(ISM)がこの日発表した2020年12月の製造業景気指数は2年4カ月ぶりの高水準となり、株価を支援。新型コロナ感染の急拡大によって需要がサービスからモノへ移行したことが要因とみられる。

個別銘柄では、中国電信(チャイナテレコム)が8.8%、中国移動(チャイナモバイル)が9.3%、中国聯通(チャイナユニコム)香港が11.8%、それぞれ急伸。ニューヨーク証券取引所が4日、3社の上場廃止手続きを中止する意向を示した。

半導体大手マイクロン・テクノロジーも4.3%高。DRAMの需要と価格が回復するとの見方から、シティグループが投資判断を「バイ」に引き上げた。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.86対1の比率で上回った。ナスダックでは2.49対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は143億7000万株。直近20営業日の平均は110億9000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 30391.60 +167.71 +0.55 30204.25 30504.89 30141.78

前営業日終値 30223.89

ナスダック総合 12818.96 +120.51 +0.95 12665.65 12828.27 12665.65

前営業日終値 12698.45

S&P総合500種 3726.86 +26.21 +0.71 3698.02 3737.83 3695.07

前営業日終値 3700.65

ダウ輸送株20種 12359.23 +129.20 +1.06

ダウ公共株15種 842.21 -0.79 -0.09

フィラデルフィア半導体 2837.17 +53.96 +1.94

VIX指数 25.34 -1.63 -6.04

S&P一般消費財 1298.65 +10.80 +0.84

S&P素材 461.42 +10.38 +2.30

S&P工業 737.89 +7.45 +1.02

S&P主要消費財 688.76 +0.07 +0.01

S&P金融 485.60 +1.80 +0.37

S&P不動産 220.22 -0.18 -0.08

S&Pエネルギー 299.49 +12.99 +4.53

S&Pヘルスケア 1325.67 +8.78 +0.67

S&P通信サービス 219.17 +0.59 +0.27

S&P情報技術 2265.93 +15.76 +0.70

S&P公益事業 310.86 +0.10 +0.03

NYSE出来高 10.78億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 27160 + 90 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 27130 + 60 大阪比

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