5日の日経平均は急反発、東証1部時価総額は3年ぶり700兆円乗せ

ロイター / 2021年2月5日 16時37分

東京株式市場で日経平均は、急反発。写真は、東証前面の巨大スクリーン。2020年10月2日に撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 5日 ロイター] -

日経平均

終値      28779.19 +437.24

寄り付き    28631.46

安値/高値   28548.27─28785.71

TOPIX

終値       1890.95 +25.83

寄り付き     1880.70

安値/高値    1876.26─1892.05

東証出来高(万株) 153727

東証売買代金(億円) 31898.96

東京株式市場で日経平均は、急反発。米株の上昇が追い風となって、終始買い優勢の展開となり、1月25日に付けた終値ベースのバブル後最高値2万8822円29銭に接近した。一方、TOPIXは1月14日の昨年来高値1885.93を更新。その結果、東証1部の時価総額は700兆9947億円と、2018年1月以来3年ぶりに700兆円に乗せた。東証1部売買代金も3兆円超の大商い。

4日の米国株式市場は1%超上昇し、S&P総合500種とナスダック総合が終値で最高値を更新した。好調な企業決算や労働市場の安定化を示唆する経済指標が追い風となった。

米株高に加えて、外為市場でドル/円相場が円安に振れたことが好感され、日本株は前日の急反落相場から様相が一変。好業績株を中心に幅広く物色され、上値追いに弾みを付けた。ただ、物色面では高値警戒感もあってグロース株よりも、バリュー株、出遅れ株が中心に買われている。

これについて市場では「機関投資家はリスク管理において、バリュー株、出遅れ株を中心に足下では組み入れているようだ。ただ、グロース株も強い基調では売るに売れず、結果として全体の底上げとなっている」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との声が聞かれた。

また、相場全体については「好決算銘柄を物色する動きが目立つが、大きな流れとしてコロナ禍終息後の経済回復を見据えるようになっているようだ」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)との指摘もある。

TOPIXは、1.38%高。東証1部の売買代金は3兆1898億9600万円と商いが膨らんでいる。東証33業種では、空運業、水産・農林業、陸運業などの上昇が目立ち、値下がりは海運業、化学工業の2業種のみだった。

個別では、ソニーが商いを伴い、連日のITバブル後高値を更新となったほか、ソフトバンクグループも半月ぶりに昨年来高値を更新した。そのほか、三井住友フィナンシャルグループなどの銀行株、JR東海、大和ハウス工業など出遅れ銘柄の上昇が目立つ。半面、パナソニックはさえない。

東証1部の騰落数は、値上がり1548銘柄に対し、値下がりが563銘柄、変わらずが80銘柄だった。

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