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原油先物4%超下落、供給拡大見通しや米コロナ感染悪化への懸念で

ロイター / 2021年4月6日 5時3分

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 5日の取引で原油先物相場が4%超下落。原油供給増見通しに加え、米国で新型コロナウイルス感染状況が再び悪化し、景気回復を脅かす恐れがあるとの懸念が圧迫した。

清算値は、北海ブレント先物6月限が2.71ドル(4.2%)安の1バレル=62.15ドル。米WTI先物も2.80ドル(4.6%)安の58.65ドル。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は1日、協調減産を5月以降、段階的に縮小していくことで合意した。OPEC加盟国イランも原油供給拡大を表明している。

6日に開催される米国とイランの核問題を巡る間接協議の行方に注目が集まる。

米各州のデータやロイターの算出によると、4日までの1週間の新型コロナ感染者数は前週比5%増の45万人超だった。増加は3週連続。

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