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豪中銀、22年成長率・インフレ見通し引き上げ=金融政策報告

ロイター / 2021年11月5日 11時40分

 オーストラリア準備銀行(RBA)は11月5日に発表した金融政策に関する四半期報告で、2022年の国内総生産(GDP)伸び率見通しとインフレ率見通しを引き上げた。写真はシドニー中心部にあるRBA本部。2018年2月撮影(2021年 ロイター/Daniel Munoz)

[シドニー 5日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA)は5日に発表した金融政策に関する四半期報告で、2022年の国内総生産(GDP)伸び率見通しとインフレ率見通しを引き上げた。

中銀は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から景気が早期に回復すると予想。一方、世界的な供給不足による影響が当初の予想よりも大きいことからインフレ見通しの引き上げを余儀なくされた。

今年のGDP伸び率見通しは4%から3%に引き下げたものの、22年は1%ポイント以上引き上げ、5.5%とした。

コアインフレ率に当たる消費者物価指数(CPI)の中銀トリム平均値は22年末までに2.25%、23年終盤には目標レンジ(2─3%)の中間である2.5%になると予想した。

中銀は「行動制限の一段の緩和により、10─12月期と1─3月期に内需が急回復する見通しだ」と指摘した。

インフレ率を目標レンジ内に維持するには、年間3%以上の賃金上昇が必要だが、それが実現するのは23年終盤になるとも表明。中銀のロウ総裁は、22年に利上げを実施する可能性は「極めて低い」との見解を示した。

ただ金融市場は、早ければ22年7月に利上げがあるとの見方を織り込みつつある。現行0.1%の政策金利が22年末までに1.0%、23年末までに1.5%に近づくと予想されている。

今月17日には第3・四半期の賃金統計が発表される。

ANZの豪経済担当責任者、デービッド・プランク氏は「インフレ期待の上昇、労働者の争奪戦激化、豪州に大退職時代が到来する可能性を背景に、賃金上昇率は22年にかけて加速し、年末には3%強になるだろう」と予測。

「これに世界的なインフレ進行が加われば、23年第1・四半期のインフレ率は2.5%に加速するとみられる。これが金融引き締めのきっかけになる」と述べた。

同氏は23年5月に最初の利上げがあり、年末までにさらに2回の追加利上げがあると予想している。

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