三菱商事の通期純利益、計画比倍の7400億円へ 資源高で過去最高
ロイター / 2021年11月5日 15時45分
[東京 5日 ロイター] -
三菱商事は5日、2022年3月期の連結純利益見通し(国際会計基準)を7400億円へ上方修正した。資源価格の上昇が追い風となり、従来予想3800億円から倍近い伸びで、過去最高益を更新する見通し。
上期は鉄鋼が好調だった総合素材、原料炭の上昇を受けた金属資源、前期に計上した三菱自動車関連の損失が一巡した自動車モビリティー、養殖事業が堅調だった食品産業の4部門が最高益を更新。通期でも10部門中8部門が見通しを上方修正し、金属資源と食品が過去最高益に達する計画へ変更した。
会見した増一行CFOは上期業績を「世界的な経済活動の再開に伴う自動車や鮭鱒養殖事業などの需要回復、原料炭や銅、鉄鉱石といった資源価格の上昇など、環境の改善をそれぞれの事業で着実に利益に結びつけた」と評価。通期見通しも「資源価格の下落など下振れリスクを織り込んでおり、一定の耐性を持っている」ものだと説明した。
円安も利益を押し上げた。当初計画から2円弱の円安が進行し、通期で70億円程度の増益要因になったという。
この記事に関連するニュース
-
上方修正の「ビックカメラ」下方修正の「ヤマダデンキ」何が家電業界トップ2の明暗を分けたのか
MONEYPLUS / 2024年4月18日 7時30分
-
レゾナックHD、業績予想を上方修正 半導体・電子材料が好調
ロイター / 2024年4月16日 15時39分
-
ファーストリテ、通期純利益を上方修正 海外ユニクロ事業など好調
ロイター / 2024年4月11日 20時0分
-
ニデックの現状は…カリスマ経営者が自動車メーカーのEVシフトを読み違えて大きく躓いた
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月11日 9時26分
-
三菱重工が最高益で株価急伸 同業他社が苦戦する中で好調な理由とは
Finasee / 2024年3月26日 17時0分
ランキング
-
1楽天グループ、決済アプリを統合 ペイペイ経済圏に対抗
共同通信 / 2024年4月18日 17時41分
-
21ドル=154円 円安で家計負担は「11万円増」試算も 「電気」「都市ガス」負担軽減措置打ち切りで家計に打撃
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月18日 17時13分
-
3円安の流れはしばらく継続?
為替の見通しや介入の有無を徹底解説Finasee / 2024年4月19日 7時0分
-
4いなば食品、入社辞退者が憤る内定後の『一般職採用です』告知「ボロ家」よりも許せなかったこと「待遇わからず」「想定していた働き方と全然違う」
NEWSポストセブン / 2024年4月17日 7時15分
-
5日経平均一時1300円超下落…午前終値は1260円89銭安の3万6818円81銭
読売新聞 / 2024年4月19日 12時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください