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欧州、再生可能エネで自立実現も 2兆ユーロ追加拠出で=リポート

ロイター / 2023年10月5日 15時1分

独ポツダム気候影響研究所などがまとめたリポートによると、欧州は太陽光や風力などの再生可能エネルギーに約2兆ユーロ(2兆1000億ドル)を新たに投じれば、2040年までに化石燃料を脱却して自立したエネルギー部門を構築できる可能性があるという。写真は送電塔と風力タービン。ドイツで22年撮影。(2023年 ロイター/Lisi Niesner)

[フランクフルト 5日 ロイター] - 独ポツダム気候影響研究所などがまとめたリポートによると、欧州は太陽光や風力などの再生可能エネルギーに約2兆ユーロ(2兆1000億ドル)を新たに投じれば、2040年までに化石燃料を脱却して自立したエネルギー部門を構築できる可能性があるという。

それによると、30年までに1400億ユーロ、40年までにさらに1000億ユーロの年間投資が必要。

投資の大半は陸上風力発電の拡大が対象となるが、太陽光、水素、地熱エネルギーも30年までに再生可能エネルギーによる自立を目指す上で追加の柱になるという。

また、現在石油やガスを熱源としている暖房システムを含むシステム全体を再生可能エネルギーに切り替えるにはさらに10年かかるという。

リポートは「この額は大きいが、ロシアのウクライナ侵攻による影響から消費者を保護するため欧州諸国が過去1年間で現状のシステムに費やした追加費用は7920億ユーロに上る」と指摘した。

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