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中国、独自宇宙ステーション拡張へ ISSの代替としてアピール

ロイター / 2023年10月5日 17時5分

 10月5日、米航空宇宙局(NASA)が主導する国際宇宙ステーション(ISS)の運用期限が近付く中、中国は今後数年内に独自の宇宙ステーション「天宮」を3モジュールから6モジュールに拡張し、他国の宇宙飛行士に代替プラットフォームとして提供する計画だ。写真は1月、北京のホテルで行われた春節の宴会場のスクリーンに映し出された中国のステーションからの中継映像(2023年 ロイター/Florence Lo)

[北京 5日 ロイター] - 米航空宇宙局(NASA)が主導する国際宇宙ステーション(ISS)の運用期限が近付く中、中国は今後数年内に独自の宇宙ステーション「天宮」を3モジュールから6モジュールに拡張し、他国の宇宙飛行士に代替プラットフォームとして提供する計画だ。

主要宇宙開発国有企業の傘下部門である中国空間技術研究院(CAST)は4日、アゼルバイジャンのバクーで開催されている第74回国際宇宙会議で、天宮の運用寿命は15年以上になると説明。これは従来発表の10年よりも長い。

天宮は2022年後半から本格運用されており、軌道高度は最高450キロ。最大3人の宇宙飛行士を受け入れている。

6つのモジュールに拡張された後の天宮の質量は180トンで、7人の宇宙飛行士を収容できるISSのなお40%に過ぎない。しかし、20年以上軌道上にあるISSは、中国が「宇宙強国」になることを目指すのとほぼ同じ時期にあたる30年以降に廃止される予定だ。

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