独鉱工業受注指数、12月は予想外のマイナス 2月以来の大幅低下
ロイター / 2020年2月6日 17時27分
2月6日、ドイツ政府が発表した2019年12月の鉱工業受注指数は、予想に反して前月から大きく低下し、製造業の低迷が引き続きドイツ経済全体の成長を阻害する可能性を示唆した。写真はドイツのデュイスブルクにある製鉄工場で1月撮影(2020年 ロイター/Wolfgang Rattay)
[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツ政府が発表した2019年12月の鉱工業受注指数は、予想に反して前月から大きく低下し、製造業の低迷が引き続きドイツ経済全体の成長を阻害する可能性を示唆した。他のユーロ圏諸国の需要低迷が響いた。
12月の鉱工業受注指数は前月比2.1%低下し、昨年2月以来の大幅な落ち込みとなった。ロイターがまとめたコンセンサス予想は0.6%上昇だった。
バンクハウス・ランペのアナリスト、アレクサンダー・ランぺ氏は「受注状況は依然としてひどい」とし、「新型コロナウイルスを考慮すると、転換点までしばらく待つ必要があるだろう」と話した。
11月の指数は当初発表の1.3%低下から0.8%低下に上方改定された。
ドイツ経済省は統計について、大型輸送機器に対する外需の大幅な振れが12月の需要落ち込み分の約3分の1を占めたと説明。そのうえで「全体として、鉱工業部門の景況は引き続き低迷している」と指摘した。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1鉄鋼、アルミに25%関税=国内産業保護で―日本も対象、3月実施・トランプ米大統領
時事通信 / 2025年2月11日 17時46分
-
224年「デジタル赤字」6兆円超 米巨大企業が市場支配、資金流出
共同通信 / 2025年2月11日 17時36分
-
3「タワマン大暴落」を待ち望む人が知らない"現実" 修繕積立金の高騰を心配している人もいるが…
東洋経済オンライン / 2025年2月11日 7時45分
-
4トランプ大統領は仮想通貨にとって天使か悪魔か 「トランプ関税」の余波で史上最大の売りを招く
東洋経済オンライン / 2025年2月11日 11時30分
-
5トヨタ『ハイエース』に特別仕様車を設定 専用のショックアブソーバーなど装備し、420万円から
ORICON NEWS / 2025年2月11日 16時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
