トヨタ、メキシコ新工場で「タコマ」を年間10万台生産へ
ロイター / 2020年2月7日 8時17分
2月6日、トヨタ自動車は、メキシコ中部グアナファト州の新工場(写真)でピックアップトラック「タコマ」の生産台数を2021年までに年間10万台に引き上げ、主に米国に輸出する計画を明らかにした。(2020年 ロイター/Sergio Maldonado)
[アパセオエルグランデ(メキシコ) 6日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は6日、メキシコ中部グアナファト州の新工場でピックアップトラック「タコマ」の生産台数を2021年までに年間10万台に引き上げ、主に米国に輸出する計画を明らかにした。
新工場と米国との国境に近いバハカリフォルニア州テカテの工場を合わせたピックアップトラックの生産台数はフル稼働時で年間26万6000台に達する見通し。
両工場が生産するピックアップトラックの95%は米国に輸出する見込みという。米国でのタコマの販売台数は昨年、約24万9000台に上った。
トヨタ北米部門のクリストファー・レイノルズ最高総務責任者は、グアナファト工場の開業式典で、「タコマの生産をメキシコに集中させる」と表明。「つまり、メキシコの生産拠点が北米の中型ピックアップラック市場向けにタコマ生産を全て担うことになる」と述べた。
トヨタは先月、北米全体の生産体制を調整するため、タコマの生産を米国からメキシコに移管すると発表していた。
トヨタはグアナファト工場に7億ドルを投じてきた。テカテの工場では2003年にタコマの生産を開始し、昨年の生産台数は16万7000台となった。
一方、トヨタのメキシコ法人の幹部は、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定、USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)への対応について、大幅に生産体制を変更する必要はないと語った。
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