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6日の日経平均は急反落、高値警戒感などで利益確定売り

ロイター / 2021年4月6日 15時43分

東京株式市場で日経平均は急反落。写真は、取引時間中の東証内部。2020年10月2日に撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 6日 ロイター] -

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 29696.63 -392.62 30208.89 29665.86─

30,208.89

TOPIX 1954.34 -29.20 1989.09 1951.64─

1989.09

東証出来高(万株) 113587 東証売買代金(億円) 24943.29

東京株式市場で日経平均は急反落。前日までの上昇で高値警戒感が生じていたほか、3万円よりも上値水準は戻り売りが厚いと意識されることから、利益確定売りが優勢の展開となった。

5日の米国株式市場は上昇し、ダウ工業株30種とS&P総合500種が終値で最高値を更新した。好調な経済指標が投資家心理を押し上げたほか、最近の国債売りが一服し、米10年債利回りが低下したことでインフレ懸念が和らいだ。

これを受けて、日本株も朝方は上値を追って始まったものの、手掛かり材料が見当たらないことから、次第に値を消す展開となった。市場では「手掛かりが見当たらず、きょうも参加者が減少、模様眺めとなっている。日経平均の3万円を買うには新たな材料が欲しいところで、そのきっかけとなる決算発表シーズンまで値固めとなるのではないか」(雨宮総研代表・雨宮京子氏)との声が聞かれる。

3月24日安値から前日まで1800円幅の上昇を記録していたため、高値警戒感が生じているほか、直近の相場で日経平均は3万円に乗せるたびに押し戻された経緯があるため「時価水準より500円─600円程度の上値水準は重いと意識されている」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)という。

TOPIXは1.47%安。東証1部の売買代金は2兆4943億2900万円だった。東証33業種では、証券業を除く32業種が値下がりとなっている。

個別では、東京エレクトロンが大幅安となったほか、トヨタ自動車など主力輸出関連株に安い銘柄が多い。三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株も軟調だが、任天堂は堅調に推移した。

東証1部の騰落数は、値上がり248銘柄に対し、値下がりが1897銘柄、変わらずが45銘柄だった。

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