米、19日から全成人のワクチン接種可能に 従来計画を2週間前倒し
ロイター / 2021年4月7日 7時19分
4月6日、バイデン米大統領は今月19日から国内の18歳以上の全成人が新型コロナウイルスワクチンの接種を受けられるようになると発表した。ワクチン接種計画が順調に進む中、従来目標の5月1日から約2週間前倒しした。写真は同日、イリノイ州シカゴのワクチン接種センターを訪れるハリス副大統領(2021年 ロイター/Carlos Barria)
[ワシントン 6日 ロイター] - バイデン米大統領は6日、今月19日から国内の18歳以上の全成人が新型コロナウイルスワクチンの接種を受けられるようになると発表した。ワクチン接種計画が順調に進む中、従来目標の5月1日から約2週間前倒しした。
また、1月の就任から100日後の4月末までに2億回の接種を目指すという目標を達成する軌道に乗っていると言明した。バイデン氏は当初、ワクチン接種目標は1億回としていたが、達成したことを受け、倍の2億回に引き上げていた。
同時に新型コロナ変異株が急速に広がっていることで、感染者数は増加傾向にあるとし、「ゴール地点にたどり着いたわけではない。まだ取り組まなければならないことが多く残されている。われわれはなお、生死に関わる戦いを強いられている」と述べた。
バイデン氏は「われわれの行動が4月や5月、6月にどれだけの人々を救うか、それとも失うかを決定づける」と語った。
また、3月末までに教師や学校関係者の80%超が少なくとも1回目のワクチン接種を済ませたと明らかにした。
ホワイトハウスのサキ報道官は、バイデン大統領の発表は国内の誰もが接種の対象になることを確認するものだとし、国民は接種できるかどうかについて州や自治体のウェブサイトを確認する必要がなくなったと指摘した。
バイデン氏は「もう混乱を招くルールはない」と語った。
米国では新型コロナ感染による死者が累計55万5000人超と世界最多。一方、これまでに投与されたワクチンは1億6700万回分を超え、国民10人に4人が少なくとも1回目の接種を受けており、ほとんどの国を大きく上回るペースでワクチン接種が進んでいる。
*内容を追加しました
この記事に関連するニュース
-
《批判殺到》6600億円分のコロナワクチン廃棄 厚労省は「無駄じゃない」 豊田真由子氏は「ある程度は致し方ないが国民感情に配慮することも必要」
NEWSポストセブン / 2024年4月22日 11時15分
-
ニュース裏表 平井文夫 日米で政権交代ならリスク大きいのはどっち 首脳会談で「フミオ」と「ジョー」お互いに腹の中では「次は違う相手かも…」
zakzak by夕刊フジ / 2024年4月18日 6時30分
-
流行危機なのに「麻疹ワクチン」が足りない大問題 武田は自主回収、第一三共・田辺三菱は出荷制限
東洋経済オンライン / 2024年4月11日 11時40分
-
モデルナ、「スパイクバックス(R)筋注」の通常承認取得 4月からの任意接種に向けてワクチンを引き続き供給
PR TIMES / 2024年3月30日 14時40分
-
モデルナ、ブラックストーンから7.5億ドル調達 インフル予防接種開発
ロイター / 2024年3月28日 10時0分
ランキング
-
1【速報】暴力団関係者の日本人2人に逮捕状 タイ・バンコク近郊で日本人男性の切断遺体 3人は特殊詐欺Gメンバーか
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月24日 20時28分
-
2ウクライナ、米支援再開で苦境打開図る 戦局好転は困難か 動員強化も課題
産経ニュース / 2024年4月24日 19時35分
-
3米議会の対外支援法案可決、台湾総統が歓迎 中国反発
ロイター / 2024年4月24日 16時39分
-
4バイデン大統領、ロシア支援の中国を名指し「部品・技術を供給」と非難 ウクライナ支援予算署名
産経ニュース / 2024年4月25日 8時0分
-
5中国の産業スパイ活動に警戒すべき、独情報機関が国内企業に警告
ロイター / 2024年4月25日 1時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください