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IMF、トルコに早期利上げと中銀の独立性強化を勧告

ロイター / 2022年11月7日 8時57分

11月4日、 先月にトルコを訪問した国際通貨基金(IMF)の事務方代表団は、同国が直面する試練に対処するため「中央銀行の独立性を強化するとともに、政策金利を早期に引き上げることを勧告する」と発表した。写真はIMFのロゴ。ワシントンで2018年9月撮影(2022年 ロイター/Yuri Gripas)

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 先月にトルコを訪問した国際通貨基金(IMF)の事務方代表団は4日、同国が直面する試練に対処するため「中央銀行の独立性を強化するとともに、政策金利を早期に引き上げることを勧告する」と発表した。

「こうした動きは、インフレをより永続的に低減するのに役立つ上、準備高のバッファーを徐々に構築するのに資する」と説明した。

トルコの外貨準備高は近年、市場介入により大きく減少。昨年12月の通貨危機も準備高減少の発端となった。トルコ中央銀行は過去3カ月間で政策金利を合計350ベーシスポイント(bp)引き下げて10.5%とした。エルドアン大統領は年末までに政策金利を1桁に引き下げるよう求めているため、今月も追加利下げが見込まれている。

トルコの年間インフレ率は10月に85.5%となった一方、リラは対ドルで昨年に44%下落、今年これまでに29%値下がりしている。

事務方代表団は先月にイスタンブールとアンカラを訪問。報告書は来年1月にIMF理事会に提出される。

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