米バイアコムＣＢＳ、四半期決算が予想上回る ストリーミング拡大

米メディア大手のバイアコムＣＢＳが６日発表した第２・四半期決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。ニューヨークで昨年１２月撮影（２０２０年　ロイター/Kate Munsch）

［６日　ロイター］ - 米メディア大手のバイアコムＣＢＳ が６日発表した第２・四半期決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）が世界的にメディア事業の打撃となったが、ストリーミング需要が拡大した。

外出自粛要請がストリーミングサービス需要を押し上げており、バイアコムＣＢＳのストリーミング加入者数は第２四半期時点で１６２０万人と、前四半期の１３５０万人から増加。年末までには１８００万人に達すると見込んだ。

インベスティング・ドット・コムのシニアアナリスト、ハリス・アンワー氏は「新型コロナ禍で広告事業が苦戦する一方、堅固なストリーミング製品が外出自粛の恩恵を受けている」と述べた。

売上高は６２億８０００万ドルと１２％減少したが、リフィニティブのアナリスト予想（６２億７０００万ドル）は上回った。

調整後１株利益は１．２５ドル。アナリスト予想は０．９３ドルだった。

株価は序盤の取引で約４％高。