米FRB、23年以降も緩和維持の必要=シカゴ連銀総裁
ロイター / 2020年10月8日 6時33分
米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は7日、インフレ目標達成に向け、連邦準備理事会(FRB)は2023年以降もしばらくは金融政策を緩和的に維持する必要があるとの見解を示した。ワシントンのFRB本部で昨年3月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)
[7日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は7日、インフレ目標達成に向け、連邦準備理事会(FRB)は2023年以降もしばらくは金融政策を緩和的に維持する必要があるとの見解を示した。
エバンズ総裁は講演で「利上げのタイミングのほか、利上げ開始後、どの程度の期間にわたり政策を緩和的に維持するかについて、FRBは厳格な数値計算式には従わない」と述べた。
その上で、インフレ率は23年までにようやく2%を達成すると予想しているとし、平均でインフレ率2%を達成する目標に向け、FRBはその後もこの水準を緩やかに上回ることを容認する必要があると指摘。「利上げに着手する時にわれわれのインフレを巡る取り組みが完成する公算は小さい。このことは、平均でインフレ目標が達成されるまで緩和的な金融情勢が維持されることを示している」と述べた。
米経済については、改善は見られるものの、なお脆弱と指摘。今年は約3.5%のマイナス成長に陥るとの見方を示した。来年は約4%のプラス成長を回復すると予想。ただ、追加経済対策の有無に左右されるとした。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1インスタ 17歳以下に一部利用制限
日テレNEWS NNN / 2025年1月22日 19時47分
-
2羽田空港、国内線の施設利用料を4月から値上げ…大人370円を450円に
読売新聞 / 2025年1月22日 22時13分
-
3誰もがぶつかる「40歳の壁」攻略した人が強い真実 「得る」から「減らす」へ、潮目が変わる人生の分岐点
東洋経済オンライン / 2025年1月22日 7時40分
-
4給料を上げて大丈夫? 若手社員を中心に“賃上げの波”、一方で世代間に“格差”も…不遇すぎる“氷河期世代”【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月22日 21時15分
-
5ニデックにTOB延期を再要望=牧野フライス
時事通信 / 2025年1月22日 19時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)