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独バイエルン州、コロナ封鎖強化の方針発表

ロイター / 2020年12月7日 11時35分

 12月6日 ドイツ南部のバイエルン州は9日から来年1月5日まで、新型コロナウイルス感染抑制のためのロックダウン(都市封鎖)を強化すると発表した。写真は10月20日、ベルヒテスガーデンで撮影(2020年 ロイター/Leonhard Foeger)

[ミュンヘン 6日 ロイター] - ドイツ南部のバイエルン州は6日、9日から来年1月5日まで、新型コロナウイルス感染抑制のためのロックダウン(都市封鎖)を強化すると発表した。同州はこれまでに国内で最多の死者を記録している。

同州のゼーダー首相は記者会見で、州民は妥当な理由なしに自宅を離れられなくなると述べ、クリスマスには一定の緩和を行なうが、緩和は新年の祝賀には適用しないと付け加えた。

首相は、「残念ながら事態は深刻だ。単純に、(現状の措置では)十分でない。強化が必要だ」と述べた。

強化期間中、外出が認められるのは通勤や通院と散歩のみ。感染率が最も高い地域については夜間外出禁止令が検討されている。学校と店舗は継続するが、13歳以上の登校は隔週となる。

新規則は8日、州議会で審議される。

ドイツは、3月と4月には感染を制御していたが、現在はより死亡率の高い第2波に見舞われており、11月初めにレストランやバーの営業停止と集会制限などに規制を限定する「ロックダウン・ライト」を開始した。

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