ゲーム総合サイトの米ロブロックス、直接上場を計画

　１月６日、米ゲーム総合サイト大手のロブロックスは、新規株式公開（ＩＰＯ）計画について、株式の発行・売り出しを伴わない直接上場に変更したと発表した。写真は同社のゲームで遊ぶ子供。英ニューハンプシャーで昨年４月撮影（２０２１年　ロイター／Phil Noble）

［６日　ロイター］ - 米ゲーム総合サイト大手のロブロックスは６日、新規株式公開（ＩＰＯ）計画について、株式の発行・売り出しを伴わない直接上場に変更したと発表した。また、私募形式の資金調達を行ったことも明らかにした。

私募形式では約５億２０００万ドルを調達。企業価値の評価額は２９５億ドルに上り、１１カ月前の資金調達ラウンドでの評価額（４０億ドル）の７倍以上となった。

同社の運営するゲーム総合サイトは携帯端末やゲーム機などで遊べる多数のゲームを提供しており、子供に人気が高い。

同社は先月、ＩＰＯ計画を社員と投資家にメリットがある形に見直すとして、２０２１年に先送りすると社員に通知していた。

大型の直接上場は同社が５社目となる。これまでに音楽配信サービス大手のスポティファイ・テクノロジーと米データ解析会社パランティール・テクノロジーズなどが直接上場を果たしている。