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エヌビディアのアーム買収、自動運転半導体の競争阻害=米FTC

ロイター / 2021年12月7日 9時38分

12月6日、 米連邦取引委員会(FTC)は、米半導体大手エヌビディアによる英半導体設計会社アームの買収計画について、自動運転車向けやネットワーク向けの半導体市場における競争を阻害するとの見解を示した。写真はエヌビディアのロゴ。ロサンゼルスで2017年7月撮影(2021年 ロイター/Mike Blake)

[6日 ロイター] - 米連邦取引委員会(FTC)は6日、米半導体大手エヌビディアによる英半導体設計会社アームの買収計画について、自動運転車向けやネットワーク向けの半導体市場における競争を阻害するとの見解を示した。

FTCは先週、エヌビディアによるアーム買収計画の差し止めを求める訴訟を起こした。

6日に公表した訴状の中でFTCは、エヌビディアがアームを買収すれば、アームに依存する数百社の半導体企業は製品計画をエヌビディアに知られるのではないかという不安からアームとの協力に消極的になるため、競争が阻害されると主張した。

また、自動運転車向け半導体や、データセンターのセキュリティーを強化するネットワーク向け半導体である「DPU(データ処理装置)」など新興分野では、エヌビディアのほかインテルからテスラまで多くの競合他社が主にアームに依存していると指摘。

エヌビディアはこれらの同業者と重要な事業機会を巡って競争関係にあるとし、「アームに依存する(自動運転向け半導体の)競合の成功に協力するのではなく、阻害する動機を持つことになる」と主張した。

エヌビディアは「この取引が業界に恩恵をもたらし、競争を促進すると証明する努力を続けていく」とした先週の声明に言及し、それ以上のコメントは控えた。

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