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米、豪州に巡回駐留する軍部隊増強へ 合同演習に日本招請で一致

ロイター / 2022年12月7日 10時44分

 12月6日、オースティン米国防長官は、オーストラリアに巡回駐留する陸海空軍の部隊を増強する方針を示した。米首都ワシントンで5日撮影(2022年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 6日 ロイター] - オースティン米国防長官は6日、オーストラリアに巡回駐留する陸海空軍の部隊を増強する方針を示した。爆撃機や戦闘機の配備も増やす計画で、中国に関する両国共通の懸念に対応する。

米豪の外務・国防担当閣僚協議(AUSMIN)後の共同記者会見で述べた。日本に対し、「オーストラリアにおける部隊配置の取り組みへの合流」を要請することでも合意したと明らかにした。

マールズ豪国防相は日本との外務・防衛担当閣僚協議を今週東京で開く際に、米豪の軍事演習への日本の参加を増やすよう要請する考えを示した。

オースティン氏は部隊増強の時期や規模、どの程度の艦船、軍用機を追加配置するのかについては触れなかった。

「米豪は地域の国々が自らの将来を決定できるビジョンをともに描いている」と強調。「残念ながらこのビジョンが試練を迎えている。台湾周辺や太平洋島しょ国、東・南シナ海を含むインド太平洋地域での中国の危険で威圧的な行動が地域の平和と安定を脅かしている」と語った。

関係筋が10月に話したところによると、米国は中国との緊張が高まる中、オーストラリア北部の空軍基地に核兵器の搭載が可能な爆撃機B52を最大6機配備する計画だ。

米豪は7日にウォレス英国防相も加えて3カ国の安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」の会合を開く。昨年のAUKUS設立以降で初めての対面の閣僚協議となる。

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