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日米首脳が電話会談、コロナ治療薬などの連携で一致=官房長官

ロイター / 2020年5月8日 12時57分

菅義偉官房長官は、今朝行われた日米首脳電話会談では新型コロナウイルスを巡る両国での状況や対策、ワクチン開発、経済再開への取り組みなどが話し合われ、緊密に連携していくことで一致したと説明した。写真は昨年9月にニューヨークで撮影。(2020年 ロイター/Jonathan Ernst)

[東京 8日 ロイター] - 菅義偉官房長官は8日の閣議後会見で、今朝行われた日米首脳電話会談では新型コロナウイルスを巡る両国での状況や対策、ワクチン開発、経済再開への取り組みなどが話し合われ、緊密に連携していくことで一致したと説明した。

会談は日本側からの呼びかけによるもので、同官房長官も同席、45分間行われたという。

緊急事態宣言に伴う外出自粛を受けた飲食店などの家賃負担や困窮学生への支援といった追加の対策の必要性については「与党での検討を踏まえて政府としても速やかな対策を講じたいと安倍首相が述べた通り、引き続き政府・与党で連携していく」との認識を示した。

すでに緊急事業対策に盛り込まれている中小事業者支援のための「持続化給付金」は、初日の5月1日だけで5万6000件の受け付けがあり、きょう2万3000件分が事業者の手元に届くという。

マスクについては、増産の取り組みや中国などからの輸入、大手事業者とは別ルートでの中国からの直接輸入、手作りマスクの広がりなどもあり「使い捨てマスク需要は一定程度抑制されてきている」と指摘。「街中での入手環境が整ってきた」との見方を示した。

(中川泉 編集:田中志保)

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