アストラゼネカ、来年7月にコロナワクチンから利益獲得も=FT
ロイター / 2020年10月8日 13時11分
10月7日、英製薬大手アストラゼネカが早ければ来年7月にも、新型コロナウイルス感染症ワクチンから利益を得られ始める見通しだと、英紙ファイナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。写真はアストラゼネカのロゴ。ニューヨークで昨年4月撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)
[8日 ロイター] - 英製薬大手アストラゼネカ
アストラゼネカはこれまで、コロナのパンデミック(世界的大流行)中はコロナワクチンから利益を得ないと表明しているが、同社とブラジル公衆衛生機関が交わした覚書の情報によると、アストラゼネカはパンデミックが終息したと判断した時期を宣言できるという。
また、アストラゼネカが「パンデミックは終息していないと誠意を持って判断すれば」、パンデミック期は来年7月1日以降も継続される可能性があるという。
アストラゼネカは「当初から、ワクチン開発を巡る当社の方針は世界的な公衆衛生上の緊急事態に対応するというものであり、収益機会の追求ではない」とする声明を発表。ワクチンを先進国にも低所得国にも幅広く適時均等に分配できるよう、30億本超の供給に対応する複数のサプライチェーンを構築した、とした。また、今後も公共の精神を持って事業を継続し、感染終息宣言を行う際には国際機関を含む専門家の助言を仰ぐとした。
この記事に関連するニュース
-
モデルナ、ブラジル政府と1,250万回分のCOVID-19ワクチン供給契約を締結
PR TIMES / 2024年4月25日 16時15分
-
WHOと専門家、コロナ禍受け「空気感染」の定義で合意
ロイター / 2024年4月19日 11時58分
-
感染症対策の政府計画、経済活動とバランス図り「柔軟かつ機動的」に切り替え…コロナ教訓に
読売新聞 / 2024年4月19日 5時0分
-
「備えは重要」 コロナ禍で見えてきたこと 群馬大大学院神谷教授
毎日新聞 / 2024年4月18日 8時30分
-
「パンデミック条約」に国境なき医師団が求める5つのポイント──将来のパンデミックの予防、備え、対応のために
国境なき医師団 / 2024年4月16日 12時0分
ランキング
-
1アキレス、シューズの国内生産終了へ コスト増や少子化など背景
ロイター / 2024年4月25日 16時27分
-
2山手線沿線の再開発が進む 「新宿、渋谷、品川」駅の工事はいつ終わるのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月25日 7時10分
-
3イトーヨーカドー、祖業のアパレル復活なるか アダストリアとの新ブランドが生んだ“相乗効果”
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月25日 10時0分
-
4過度の変動望ましくない、動向注視し万全の対応行う=円安で官房長官
ロイター / 2024年4月25日 11時35分
-
5サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください