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トランプ氏、国防生産法発動も コロナワクチンの国内優先接種で

ロイター / 2020年12月9日 7時54分

 12月8日、トランプ米大統領は、国内で生産したワクチンがまず米国民への接種に利用されるよう必要に応じて国防生産法を発動させると述べた(2020年 ロイター/TOM BRENNER)

[ワシントン 8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスで新型コロナウイルスのワクチン配布を巡る会合「ワクチンサミット」を開催、米国内で生産したワクチンがまず米国民への接種に利用されるよう必要に応じて国防生産法(DPA)を発動させると述べた。

1950年に制定されたDPAは、国家安全保障などを理由に、重要な素材や製品の生産を拡大する権限を大統領に与える法律。同氏はそのような必要性が生じる公算は小さいとの見方も示した上で、「発動すれば、(ワクチンの国内接種を推進するうえで)非常に強力な法律だ」と語った。

トランプ氏はこの発言の後、米政府が調達したワクチンを他国の支援に回す前に、米国民に優先的に利用する大統領令に署名した。

今回の大統領令とワクチンサミットは、先の大統領選で敗北したトランプ氏に迅速なワクチン開発という功績を残すために設定された一面もある。

サミットには、バイデン次期大統領の政権移行チーム関係者は招かれなかった。

その理由について問われると、トランプ氏は「(大統領選の)激戦州でわれわれは勝利し、不正があったため、次の政権を誰が担うのかまだ見極める必要がある。だが、次期政権がどちらであれ、われわれが成し遂げたことの恩恵を受けるだろう」と発言。「次期政権がトランプ政権であることを願う」と述べた。

*トランプ氏の発言など追加しました。

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