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サムスン電子、第3四半期営業益は3年ぶり高水準の見通し 半導体価格高で

ロイター / 2021年10月8日 10時20分

 韓国のサムスン電子は10月8日、第3・四半期の営業利益が前年同期比28%増の15兆8000億ウォン(133億ドル)と、3年ぶりの高水準になるとの見通しを示した。2018年2月、スペインのバルセロナで撮影(2021年 ロイター/Yves Herman)

[ソウル 8日 ロイター] - 韓国のサムスン電子は8日、第3・四半期の営業利益が前年同期比28%増の15兆8000億ウォン(133億ドル)と、3年ぶりの高水準になるとの見通しを示した。メモリーチップ価格の上昇や折り畳み式スマートフォンの新モデルの好調な販売が寄与するという。

リフィニティブのスマートエスティメートの予想は16兆1000億ウォンだった。

売上高は9%増え、過去最高の73兆ウォンになる見通しだとした。月内に正式な決算を発表する予定。

アナリストはサムスンの半導体部門の営業利益が約79%増えたと予想。メモリーチップの価格上昇と出荷量増加のほか、受託生産事業の収益性の大幅改善が背景にある。

株価は午前の取引に1%上昇した。

モバイル端末部門についてアナリストは、新スマホモデルの1カ月間の推定販売台数200万台を踏まえると、同社の折り畳み式スマホの市場シェアは昨年よりも拡大したと分析。ただ、世界的な半導体不足による部品価格の上昇や販売コスト増が、販売好調を相殺した可能性が高い。

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