バイデン氏、アフガン駐留米軍の撤退を擁護 8月31日に完了へ
ロイター / 2021年7月9日 5時59分
[ワシントン 8日 ロイター] - バイデン米大統領は8日、アフガニスタンの将来は同国の国民が決定すべきで、勝ち目のない戦争で次世代の米国人を犠牲にすることはできないと強調し、アフガン駐留米軍を撤退させる自身の決定を擁護した。
さらに、首都カブールにある米大使館の警備を行う約650人の部隊を除き、8月31日までに米軍撤収を完了させると言明した。
バイデン大統領は、国際武装組織アルカイダを打倒し、2001年の米同時多発攻撃のような米国への攻撃を阻止するという目標を「達成した」と言明。その上で「われわれは国家樹立に向けてアフガンに行ったわけではない。アフガンの将来や国家運営を巡る決定は、アフガン国民の権利かつ責任だ」と語った。
米軍の撤退作業が進む中、アフガンでは反政府武装勢力タリバンが支配地域を拡大している。バイデン大統領は、アフガン軍にはタリバンに対抗できる能力があると自信を表明しているが、アフガンが内戦に陥るとの懸念も強まっている。
アフガン治安当局によると、タリバンは8日、イランとの主要国境を含む西部地区を制圧した。
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