中国ファーウェイ、英国で集中的な宣伝活動開始 安保審査を控え
ロイター / 2020年6月9日 11時41分
6月9日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は、英国でのブロードバンド・モバイルネットワーク構築に果たしている自社の役割について、集中的な宣伝キャンペーンを開始した。写真はロンドンで2月撮影(2020年 ロイター/PETER NICHOLLS)
[ロンドン 8日 ロイター] - 中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]は、英国でのブロードバンド・モバイルネットワーク構築に果たしている自社の役割について、集中的な宣伝キャンペーンを開始した。
同社は英国で安全保障を巡る審査を控えており、一段の事業活動制限を受ける可能性がある。
ビクター・チャン(張建崗)副社長は8日、ファーウェイの英国展開が20年に及んでおり、その間に3Gと4Gのモバイルネットワーク構築に寄与したと説明したほか、同国が必要とするコネクティビティの開発継続にコミットすると表明。「従業員が100%所有する民間企業として、われわれの優先項目はモバイル・ブロードバンド企業がより良く接続された英国を築くのを支援することとなっている」とした。
宣伝活動は全国紙やビジネス誌、ネット上で3─4週間展開する。
英国は1月、ファーウェイを「高リスク事業者」に指定。5Gへの関与を35%に制限し、ネットワークの中核部分から排除する。
米国などはファーウェイの機器が中国政府のスパイ活動に利用される可能性があると指摘。同社はこうした見方を繰り返し否定している。
米国は同社に対する制裁を強化。機器に必要なマイクロチップの生産能力を制限する。
英国の安全保障当局者は新たな制裁の影響を調べており、新聞報道によると、当局者はファーウェイの関与を時間をかけてゼロにするよう勧告する可能性がある。
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