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米GM、北米3工場の生産休止を3月半ばまで延長 半導体不足で

ロイター / 2021年2月10日 8時47分

 2月9日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM) は、世界的な半導体不足を受け、北米の3工場の生産休止を3月中旬まで延長すると発表した。ミシガン州ウォーレンで2015年10月撮影(2021年 ロイター/Rebecca Cook)

[デトロイト 9日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM) は9日、世界的な半導体不足を受け、北米の3工場の生産休止を3月中旬まで延長すると発表した。

GMは、米カンザス州フェアファックス、カナダ・オンタリオ州インガーソル、メキシコ・サンルイスポトシの3工場で8日から生産を休止していた。

減産規模のほか、影響を受ける部品の種類などは明らかにしなかった。他の工場は生産を続け、フルサイズピックアップトラックや多目的スポーツ車(SUV)など収益性の高い車種の生産を優先し、減産分を可能な限り補う。発表を受けて株価は約1%下落した。

GM広報担当者は「半導体不足は依然、自動車業界全体が直面する問題だ。売れ筋の車種に優先的に半導体を振り向ける計画だ」と説明した。

オートフォーキャスト・ソリューションズの推計によると、世界的な半導体不足で今年全世界で約130万台の自動車生産に影響が出る。GMへの影響は約11万1450台という。

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