ツイッター、トルコで再開 当局との協議後

米ツイッターのイーロン・マスク最高経営責任者（ＣＥＯ）は、トルコ国内でのツイッターへのアクセスが「間もなく」全面的に再開されるという通知を同国政府から受けたと明らかにした。写真は２０２２年１０月、米カリフォルニア州サンフランシスコで撮影（２０２３年　ロイター/Carlos Barria）

[８日 ロイター] - トルコ国内で、ツイッターへのアクセスが再開された。インターネットサービスの障害を監視するネットブロックスが明らかにした。

多数の死者が出た大規模地震から２日後の８日、トルコ国内でツイッターへのアクセスが制限された。地震発生以来、家族の安否確認や建物倒壊に関する報告、支援情報などの発信に、ツイッターが利用されていたため、アクセス制限には抗議の声が上がっていた。

ツイッターとトルコ当局は、ツイッターに投稿されるコンテンツを巡って協議を実施した。

トルコ運輸・インフラ省のオメル・フェティ・サヤン次官は、ツイッター経営陣との協議では、同社に責任を再認識させたほか、偽情報への対応での協力を期待していることを伝えたと説明。

「われわれの要求ははっきりしている。偽情報や間違った情報に対する強力な協力、偽アカウントへの迅速な対応、公共の秩序と治安を損ないかねないコンテンツ対策だ」とした。