ロシア外相、北京で王毅外相と会談 「テロとの戦いで協力継続」
ロイター / 2024年4月9日 13時41分
中国を訪問したロシアのラブロフ外相は9日、北京で王毅外相と会談し、関係強化の一環としてテロとの戦いで協力を続ける意向を示した。写真はロシアのミシュスチン首相の訪問の際に北京の人民大会堂前に掲げられたロシア国旗。昨年5月代表撮影(2024年 ロイター)
[9日 ロイター] - 中国を訪問したロシアのラブロフ外相は9日、北京で王毅外相と会談し、関係強化の一環としてテロとの戦いで協力を続ける意向を示した。
ロシアの通信社によると、ラブロフ氏は「今年3月22日にモスクワで発生したテロ事件に関して中国側が哀悼の意を表し、ロシアのテロとの戦いを支援してくれたことに感謝する」と語った。
モスクワ近郊のコンサートホール「クロッカス・シティ・ホール」で発生した銃撃事件では、少なくとも144人が死亡。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出している。
ラブロフ氏はまた、プーチン大統領が圧勝した3月のロシア大統領選挙に中国がオブザーバーを派遣したことにも謝意を表明。
「われわれの指導者のおかげで、両国の包括的パートナーシップと戦略的交流は前例のない水準に達した」とし、「プーチン氏の再選によって関係強化の継続はさらなる保証を得ることになった」と述べた。
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