情報BOX:原油先物相場、各社の最新予想
ロイター / 2020年3月10日 14時3分
<description role="descRole:caption"> 3月10日、「OPECプラス」の協調減産協議が決裂し、ロシアとサウジアラビアの間で価格戦争が勃発したことを受け、バークレイズは2020年の原油価格予想を下方修正した。写真はメキシコのシウダー・フアレスにある石油タンク。2017年10月撮影(2020年 ロイター/Jose Luis Gonzalez) </description>
[10日 ロイター] - 「OPECプラス」の協調減産協議が決裂し、ロシアとサウジアラビアの間で価格戦争が勃発したことを受け、バークレイズは2020年の原油価格予想を下方修正した。
バークレイズのアナリストはノートで「原油市場は正念場を迎えている。新型コロナウイルスの感染拡大で需要が大きく低迷するなか、OPECプラスの協議決裂により、各国が連携せずに原油を供給することで短期的な市場のバランスに影響が及ぶ」と指摘した。
9日の原油先物相場は激しい売りに見舞われ急落。下げ幅は一時30%を超え、1991年の湾岸戦争以降で最大を記録した。「OPECプラス」の協調減産体制が崩壊する中、サウジとロシアによる価格競争を受けて原油安ショックが広がった。
10日アジア時間の原油先物相場は持ち直しているが、新型コロナウイルスの感染拡大で需要が低迷しているため、原油価格が迅速に回復する可能性は低いと投資家らはみている。
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