パナソニック、今期28%増益 自動車向けが回復
ロイター / 2021年5月10日 18時12分
5月10日、パナソニックは2022年3月期通期の連結営業利益見通しを前期比28%増の3300億円と発表した。写真は同社のロゴ。2015年10月、幕張で撮影(2021年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 10日 ロイター] - パナソニックは10日、2022年3月期通期の連結営業利益見通しを前期比28%増の3300億円と発表した。自動車向け事業の回復がけん引するという。IBESがまとめたアナリスト18人の予想の平均は3298億円で、会社計画はほぼ市場の予想通りとなった。
今期の増収増益をけん引するのはオートモーティブ部門。市況の回復、北米新ラインの稼働などが売上増に寄与し、円筒型車載電池の材料を見直すことなどで利益も改善する。同部門の売上高見通しは16%増の1兆5600億円、営業利益は2.5倍増の280億円。
エアコンなどを含む主力のアプライアンス部門は、営業利益見通しが1050億円と、前期の1043億円からほぼ横ばいにとどまる。前期にコロナ禍の影響で営業赤字を計上したコネクテッドソリューションズは、システム開発子会社の健闘で180億円の黒字となる計画。
前期の連結営業利益は2586億円と12%減少。コロナの影響で航空機向け事業などが大きな打撃を受けた。
会見した梅田博和専務(CFO)の主な発言は以下の通り。
*今期業績予想、原材料高騰や半導体逼迫による製品供給リスクなど勘案
*テスラ含めた円筒形電池事業、黒字が定着してきた
*オートモーティブ部門の今期調整後営業利益500億円、電池事業が4割弱
●会見内容等を追記して再送します。
この記事に関連するニュース
-
アシックス【7936】が株価5年で7.3倍に、業績V字回復で見直し買い 低迷脱却のきっかけとなった「カテゴリー経営」とは
Finasee / 2024年12月12日 6時0分
-
「高級スマホ」期待から一転、需要肩すかしの余波 中華スマホの回復遠く、期待はAIサーバー向け
東洋経済オンライン / 2024年12月2日 8時0分
-
60年間赤字ナシのオリックス【8591】株価は5年で95%上昇、5期ぶり最高益で自社株買い&増配も発表 今期も二ケタ増益を計画
Finasee / 2024年11月25日 6時0分
-
高配当株ランキング~7-9月期の決算発表を受けて株価評価が高まった高配当利回り銘柄
トウシル / 2024年11月20日 16時0分
-
東エレク、今期営業益6800億円へ AI関連好調で再び上方修正
ロイター / 2024年11月12日 17時25分
ランキング
-
1「日産エルグランド」は14年間もフルモデルチェンジしていない…苦境に立つ「技術の日産」に感じるもったいなさ
プレジデントオンライン / 2024年12月11日 8時15分
-
2庶民の味「粉もん」に危機 たこ焼き、お好み焼き店で倒産相次ぐ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月11日 5時10分
-
3コーヒー豆の価格が史上最高水準に 原因は天候不良に円安 中国での需要上昇で来年には20兆円規模?
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月11日 22時9分
-
4新車を購入したら「SOSボタン」というものが付いていました。緊急時に便利そうですが無料ではないですよね?
ファイナンシャルフィールド / 2024年12月11日 10時0分
-
5イチゴ農家には“Wパンチ”…ガソリン等に本格的な値上げの波 国の補助金が19日から縮小で販売価格上昇へ
東海テレビ / 2024年12月11日 21時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください