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米国株式市場=小反発、CPIや企業決算控え慎重ムード

ロイター / 2023年7月11日 6時28分

米国株式市場は小反発。ただ今週は12日に米消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、米企業の四半期決算発表が始まるため、慎重ムードが広がっている。7日撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米国株式市場は小反発。ただ今週は12日に米消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、米企業の四半期決算発表が始まるため、慎重ムードが強かった。

投資家はCPI統計で物価上昇圧力の鈍化傾向が続いているかを見極める姿勢で、金利の先行きを占う上でも重要になるとみている。今月の連邦公開市場委員会(FOMC)については25ベーシスポイント(bp)利上げするとの見方が大勢になっている。

米連邦準備理事会(FRB)の複数の当局者はこの日、なお高水準のインフレ率を目標まで戻すには追加利上げが必要だが、現行の金融引き締めサイクルは終わりに近づいているとの認識を示した。

LPLファイナンシャルのチーフ・グローバル・ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は「市場は明らかに決算発表シーズンが始まるのを待ち構えている」が、CPIと金利見通しも大いに注目していると指摘した。

半導体メーカーのインテルとクアルコムが上昇。イエレン米財務長官が訪中最終日の9日に会見し、中国当局者との会談は「直接的」かつ「生産的」なものだったと述べたことが買い材料になった。

米著名投資家カール・アイカーン氏の投資会社アイカーン・エンタープライズは急騰。アイカーン氏が個人のローンと同社の取引価格とのひも付けを解除することで銀行側と契約改定に最終合意したことを受けた。

シティグループのストラテジストらは米株の投資判断を「ニュートラル」に引き下げ、大型のグロース株は調整が見込まれ、景気後退(リセッション)リスクがなお下押し圧力になる可能性があると予想した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.23対1の比率で上回った。ナスダックでも2.06対1で値上がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は約102億株。直近20営業日の平均は110億9000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 33944.40 +209.52 +0.62 33705.68 33958.36 33705.68

前営業日終値 33734.88

ナスダック総合 13685.48 +24.77 +0.18 13645.37 13692.41 13584.87

前営業日終値 13660.72

S&P総合500種 4409.53 +10.58 +0.24 4394.23 4412.60 4389.92

前営業日終値 4398.95

ダウ輸送株20種 15720.12 +160.61 +1.03

ダウ公共株15種 902.65 -3.12 -0.34

フィラデルフィア半導体 3651.60 +73.87 +2.06

VIX指数 15.07 +0.24 +1.62

S&P一般消費財 1327.60 +1.43 +0.11

S&P素材 511.42 -0.04 -0.01

S&P工業 911.11 +12.50 +1.39

S&P主要消費財 770.56 +0.26 +0.03

S&P金融 561.00 +2.47 +0.44

S&P不動産 237.98 +0.82 +0.34

S&Pエネルギー 624.08 +4.68 +0.76

S&Pヘルスケア 1516.29 +12.15 +0.81

S&P通信サービス 213.41 -1.98 -0.92

S&P情報技術 3040.34 -0.53 -0.02

S&P公益事業 330.75 -1.39 -0.42

NYSE出来高 8.49億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 32320 + 180 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 32270 + 130 大阪比

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