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サムスン、折り畳めるスマホなど新機種発表 アップルに対抗

ロイター / 2020年2月12日 8時27分

 2月11日、韓国のサムスン電子は11日、スマートフォンの旗艦機種「ギャラクシーS」の新モデルを発表した。写真は同日、米サンフランシスコのイベントで披露された新機種「ギャラクシーZフリップ」(2020年 ロイター/Stephen Lam)

[ソウル/サンフランシスコ 11日 ロイター] - 韓国のサムスン電子<005930.KS>は11日、スマートフォンの旗艦機種「ギャラクシーS」の新モデルを発表した。この日は米サンフランシスコのイベントで折り畳み可能な新機種「ギャラクシーZフリップ」も披露する見通し。

Zフリップは四角型で縦方向に折り畳める。価格は昨年発売された見開き型の折り畳めるスマホ「ギャラクシーフォールド」の1980ドルを下回るとみられている。

ギャラクシーSは3種類の新モデルを発表。カメラ機能が強化され、次世代通信規格「5G」に対応している。

米調査会社のIDCによると、サムスンは昨年10─12月期のスマホ出荷台数のシェアで首位の座を米アップル に譲った。アップルは新機種「iPhone11」の低めの価格設定が奏功し、出荷台数の伸びが2015年以来の大きさとなった。

中国の華為技術(ファーウェイ)もシェアでサムスンに迫りつつある。ただ、ファーウェイは5Gを巡る米中の対立に巻き込まれている。

PPフォーサイトのロンドン在勤アナリスト、パオロ・ペスカトーレ氏は「ファーウェイの現在の苦境やアップルがまだ5G対応のiPhoneを出していない状況を踏まえると、サムスンはシェアを拡大できる絶好の時期にある」と指摘した。

新しい「ギャラクシーS20」では背面カメラの複数のレンズが四角型の黒いパネルに収まっており、iPhone11と類似したデザインになっている。

折り畳めるスマホについて、ストラテジー・アナリティクスのアナリスト、ニール・モーストン氏は「価格が高く、製造も非常に難しい。量産品になるには時間がかかるだろう」と指摘。量産品に変わる時期は2022年か23年になると予想した。

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