4月の英小売売上高、衣料が好調 コロナ規制緩和で外出増え
ロイター / 2021年5月11日 10時7分
英小売協会(BRC)が10日発表した4月の小売統計では、新型コロナウイルス対策の規制が緩和され、多くの店舗が営業を再開する中、友人や家族と会う機会が増えたことから衣料の売れ行きが好調だった。写真は、英マンチェスター市内でセールを実施している靴店に並ぶ人々。2020年12月26日に撮影。(2021年 ロイター/Phil Noble)
[ロンドン 10日 ロイター] - 英小売協会(BRC)が10日発表した4月の小売統計では、新型コロナウイルス対策の規制が緩和され、多くの店舗が営業を再開する中、友人や家族と会う機会が増えたことから衣料の売れ行きが好調だった。
4月の小売売上高は、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)前の2019年4月と比べ、7.3%増加した。BRCは19年4月との比較のほうが小売りセクターの動向をより把握できるとしている。売上高は前年同期比では50%超増加し、20年4月に同セクターがほぼ閉鎖されていた状況を反映した。
BRCのヘレン・ディキンソン最高責任者は、4月12日からパブやレストランが一部再開し、外出が増えたことから上着やニットウェアを中心にファッション小売が好調な伸びを示したと指摘した。
在宅勤務の広がりや住宅販売の好調が支援してきた家具の販売も増加した。
ただ、ディキンソン氏は「こうした小売売上高の伸びは脆弱だ」と述べ、ホスピタリティーや娯楽、観光セクターの一部が引き続き制限されているほか、多くの人が在宅勤務を続ける中、都心などの中心部の小売は低迷しており、競争がほとんどない状況だと指摘した。
英銀バークレイズ傘下のバークレイカードが発表した4月の消費支出は、19年4月と比べ0.4%増加した。19年の同月との比較では今年に入り初めてプラスに転じた。
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