中朝首脳が協力強化を約束、援助条約60年で祝電=KCNA
ロイター / 2021年7月11日 14時11分
北朝鮮の金正恩総書記(右)と中国の習近平国家主席(左)は、中朝友好協力相互援助条約締結60周年を記念して祝電を交換し、協力関係の強化を約束した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が11日に報じた。写真はKCNAが2019年6月に公表。平壌を訪問した習氏が正恩氏と握手する様子。(2021年 ロイター)
[ソウル 11日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩総書記と中国の習近平国家主席は、中朝友好協力相互援助条約締結60周年を記念して祝電を交換し、協力関係の強化を約束した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が11日に報じた。
KCNAによると、正恩氏は習氏へのメッセージで、敵対的な外国勢力に直面する中で両国の関係は極めて重要だと述べ、習氏は両国の協力関係を「新たな段階」に引き上げることを約束した。
正恩氏は「近年の前例ない複雑な国際情勢にもかかわらず、中朝間の同志の信頼と軍事的な友好は日に日に強くなっている」と指摘。「敵対勢力の挑戦や妨害の動きがより必死に」なる中、1961年に締結された同条約がアジアにおける社会主義と平和を守っているとの認識を示した。
習氏は、正恩氏との対話を強化し「両国の友好協力関係を新たな段階に着実に導く」ことで、両国とその国民により大きな幸福を提供するとの考えを伝えた。
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