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タイ経済、オミクロン株流行で0.3%下押し 長期化へ対応用意=中銀総裁

ロイター / 2022年1月11日 16時28分

タイ中央銀行のセタプット総裁は11日、新型コロナウイルスのオミクロン株の流行は上半期内の対応が可能との見方を示す一方、今年のタイ経済の回復は弱いとの見方を示した。写真はバンコクで2016年4月撮影(2022年 ロイター/Jorge Silva)

[バンコク 11日 ロイター] - タイ中央銀行のセタプット総裁は11日、新型コロナウイルスのオミクロン株の流行は上半期内の対応が可能との見方を示す一方、今年のタイ経済の回復は弱いとの見方を示した。

オミクロン株流行で経済が0.3%下押しされるという。

記者団とのブリーフィングで、コロナ前の水準を回復するのは2023年と予想。オミクロン株の流行が予想以上に長引いた場合について、対応手段を用意していると述べた。

総裁は「今年もこれまで同様、厳しい年になるだろう。だが、中銀には必要な場合、新たな措置を導入する用意がある」と述べた。

11日に発表されたタイのコロナ新規感染者数は7000人超で、昨年最終週の平均約2600人を大きく上回った。政府は先週警戒レベルを引き上げ、海外からの観光客に対する検疫なしの旅行の停止を延長するなど、さまざまな規制を導入した。

総裁は、インフレは徐々に上昇しているものの、まだ中銀の枠組み内にとどまっていると指摘。その一方で、賃金は依然抑制されているとの見方を示した。

不良債権も増加傾向にあるものの、急増はしないとの見方を示し、タイの銀行は強固で不良債権の増加に対応できると自信を示した。

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