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原油先物4%近く上昇、オミクロン株で需要回復頓挫しないとの見方

ロイター / 2022年1月12日 8時16分

米国時間の原油先物は3%を超えて上昇した。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大は一時的なもので、世界的な原油需要の回復は頓挫しないとの見方が広がっていることが背景。写真は2021年4月撮影(2022年 ロイター/Lucy Nicholson)

[11日 ロイター] - 米国時間の原油先物は4%近く上昇した。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染が拡大しているが、世界的な原油需要の回復は頓挫しないとの見方が広がっていることが背景。

清算値は北海ブレント先物が2.85ドル(3.52%)高の1バレル=83.72ドル、米WTI先物が2.99ドル(3.8%)高の81.22ドル。北海ブレントは昨年11月初め以来、米WTIは同月半ば以来の高値となる。

OANDAのアナリスト、ジェフリー・ハーレー氏は「オミクロン株でデルタ株ほどの混乱がもたらされる事態にはならず、世界的な回復は軌道から外れない」と述べた。

市場筋によると、米石油協会(API)が発表した週間の米原油在庫は前週比約110万バレル減と、ロイターがまとめた市場予想の200万バレルよりも小幅な取り崩しにとどまった。

欧州石油情報機関Euroilstockが発表した12月の域内製油所の原油・石油製品在庫は前年から11%強減少した。一方で、世界の航空機利用の回復で欧州のジェット燃料精製マージンはコロナ禍前の水準に戻った。

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