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ECB、今後の理事会で大幅利上げ必要=フィンランド中銀総裁

ロイター / 2023年1月12日 0時51分

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は11日、高インフレ抑制に向け、ECBは今後開催される理事会で金利をなお「大幅に」引き上げる必要があると述べた。2022年12月撮影(2023年 ロイター/Wolfgang Rattay)

[フランクフルト 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は11日、高インフレ抑制に向け、ECBは今後開催される理事会で金利をなお「大幅に」引き上げる必要があると述べた。

ピーターソン国際経済研究所のオンラインセミナーで「政策金利をなお大幅に引き上げる必要がある」と指摘。「これは今冬の残りの理事会での大幅利上げを意味する」とした。

ECBは昨年7月以降で合計2.5%ポイントの利上げを実施。今後数カ月間は「安定したペース」での利上げを確約しているが、一部の当局者はリセッション(景気後退)懸念から政策金利のピークは近い可能性があると主張し始めている。

日銀を除く中銀の大半がインフレ抑制に向け迅速な利上げを実施する中、ECBに対しては対応が遅すぎるとの批判が出ている。

大半の政策当局者は10年間にわたる刺激策の緩和に時間を要しているとして、このような批判を否定しているが、レーン総裁は「ユーロ圏経済がリセッションに陥った場合に対応するために政策余地をより設けることができたはずという観点からすれば、少なくともこのような批判の一部には真実味があるかもしれない」と言及。一方で、ロシアのウクライナ侵攻が不確実性をもたらし、慎重な姿勢が正当化されたとした。

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