英離脱合意、EU交渉官「残り時間極めて短い」 野党案検討促す

ロイター / 2019年2月12日 2時27分

 2月11日、英国の欧州連合(EU)離脱交渉でEU側の責任者を務める欧州委員会のバルニエ首席交渉官(写真)は、英国が離脱する3月29日までに条件などで合意するために残された時間は「極めて短い」との認識を示した。7日撮影(2019年 ロイター/YVES HERMAN)

[ルクセンブルク 11日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)交渉でEU側の責任者を務める欧州委員会のバルニエ首席交渉官は11日、英国が離脱する3月29日までに条件などで合意するために残された時間は「極めて短い」との認識を示した。

ルクセンブルクのベッテル首相と共に会見した。特にアイルランド国境の管理強化回避に向けた安全策を巡り、現在の合意案で英側に歩み寄ったとの認識を示した。

バルニエ氏は「われわれが英国のメイ政権と合意した離脱協定が秩序立った離脱に向け今もなお最善策だと考えている」と述べた。離脱協定案の再協議は行わないと重ねて表明したが、離脱後の英EU関係を巡る政治宣言を微調整する可能性に言及した。

EUとの関税同盟を目指すという野党・労働党の提案について「得られるものがある」と指摘、メイ首相に事態打開に向け歩み寄るよう促した。

「秩序立った離脱に向け決意している。この秩序立った離脱は、将来関係を築く上で前提条件だ」と語った。

ベッテル首相は、「われわれは英国にEU離脱を要請したことはない。事の始まりの責任は英国にあり、責任は現在も英国にある」と述べ、英国は問題の解決に努める必要があるとの考えを示した。

ロイター

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