英首相の議会閉会は「違法」、スコットランド裁判所が判断

ロイター / 2019年9月12日 0時56分

<description role="descRole:caption">9月11日、スコットランドの最上級裁判所は、ジョンソン英首相(写真)が来月中旬まで議会を閉会したことについて、違法だとの判断を示した。10日に英議会で撮影された映像より(2019年ロイター/ Parliament TV) </description>

[ロンドン 11日 ロイター] - スコットランドの最上級裁判所は11日、ジョンソン英首相が来月中旬まで議会を閉会したことについて、違法だとの判断を示した。

判事は議会閉会の主な理由について、議事を妨害し、ジョンソン氏が合意なき欧州連合(EU)離脱を進められるようにすることだと判断。フィリップ・ブロディ判事は「一般に認められている公的機関の行動基準を順守していないことは明白」と結論付けた。

訴訟を起こしたスコットランド民族党のジョアンナ・チェリー議員は「直ちに議会の再招集を求める」と述べた。

政府報道官は英最高裁に上訴する方針を示した。

ロンドンの高等法院(高裁)は6日、ジョンソン首相が決定した議会閉会の差し止めを求める申し立てを却下した。ただし、最高裁への上訴は可能とした。9月17日に最高裁で審理が行われる。

また、ジョンソン首相が求める総選挙を巡り、ブレグジット党のファラージ党首はこの日、首相に選挙協定を提案。ジョンソン氏が10月末の期日にEU離脱を実現できなければ、「多くの票が保守党からブレグジット党にシフトする」とけん制した。

ジョンソン氏はファラージ氏との選挙協定の可能性を排除した。

*内容を追加しました。

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