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武漢から帰国の米国人隔離終了、当局は差別回避を呼びかけ

ロイター / 2020年2月12日 9時47分

 2月11日、米カリフォルニア州で、新型コロナウイルス拡大に伴って中国の武漢から帰国し、隔離されていた人195人が自由となった。写真はマスクを投げて喜ぶ人たち(2020年 ロイター/Riverside University Health Department–Public Health)

[11日 ロイター] - 米カリフォルニア州で、新型コロナウイルス拡大に伴って中国の武漢から帰国し、隔離されていた人195人が11日に自由となった。当局者らは、この人々および関係した職員らが差別に直面しているとし、米国民に避けないよう呼びかけた。

隔離されていたのは米国市民で大半が国務省職員と家族。政府のチャーター機で1月29日に退避帰国し、ロサンゼルスの東方97キロにあるマーチ空軍基地にウイルスの潜伏期間の上限とされる14日間にわたり隔離されていた。強制隔離措置が適用されたのは、1963年以来。

基地のあるリバーサイド郡の保健当局者は記者会見で、検査結果が陽性だった人はいなかったが、隔離された人や基地職員がウイルスを拡散するのではないかとの根拠のない恐怖が地元社会に蔓延したと報告した。

隔離措置の運営責任者は、基地職員はウイルスを拡散するとして地元での居住を拒否され、子どもたちは学校で差別されていると指摘。職員も退避帰国者も公衆の健康を脅かしてはいないとし、「(帰国者らは)いまの時期におけるどの米国人よりも厳しく監視されていた」と述べた。

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