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トランプ政権、台湾向け新鋭兵器3種類の売却計画を議会に通知=関係者

ロイター / 2020年10月13日 8時35分

 10月12日、トランプ米政権はこのほど、3種類の新鋭兵器の台湾向け売却計画を議会に通知した。事情に詳しい5人の関係者が12日明らかにした。ホワイトハウスで7日撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ米政権はこのほど、3種類の新鋭兵器の台湾向け売却計画を議会に通知した。事情に詳しい5人の関係者が12日明らかにした。

この3種類は、ロッキード・マーティン製のトラック型ロケットランチャー「HIMARS」、ボーイング製の空対地巡航ミサイル「SLAM-ER」、F16戦闘機用のリアルタイムで画像やデータを地上に転送できる機外携行型センサーポッド。

関係者の話では、いずれも国務省が売却を承認したと上院外交委員会および下院外交委員会の指導部に知らせた。米議会では、中国の台湾侵攻を警戒して台湾を支援するムードが広がっており、売却に反対しない見通しだ。

ロイターの取材に対して在米中国大使館は電子メールで「中国は常に、断固として米国が台湾に兵器を売却することに異を唱え、自らの主権と安全保障を守る強い決意を持っている」とコメントした。

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