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ゴールドマンがマレーシア政府提訴、1MDB巡る和解合意違反と主張

ロイター / 2023年10月12日 12時11分

 10月11日、ゴールドマン・サックス・グループは、マレーシア政府を英国の裁判所に提訴した。写真はゴールドマンのロゴ。ニューヨークで2021年7月撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

[11日 ロイター] - ゴールドマン・サックス・グループは11日、マレーシア政府を英国の裁判所に提訴した。政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の資金不正流用疑惑を巡る和解合意で定められた義務に違反していると主張している。

2020年に成立した和解では、マレーシア当局が刑事訴追を取り下げるのと引き換えにゴールドマンが25億ドルの支払いと、世界各地で差し押さえられている1MDBの資産14億ドル相当の返還を保証することを受け入れた。

さらにゴールドマンは、マレーシア政府が2022年8月までに少なくとも5億ドルの資産を受け取れない場合、暫定的に2億5000万ドルを一時金として支払うことも求められていた。

ただゴールドマンとマレーシア政府は、マレーシア側が22年8月までに最低5億ドルを回収したのかどうか、それに伴って一時金支払い期限が到来したのかどうかで意見が対立している。

ゴールドマンの広報担当者はロイターに、マレーシア側がゴールドマンの保証した枠組みでの資産回収の履行義務を果たしていないとの見解を伝えた。

関係者の話では、ゴールドマンが提訴したのはロンドン国際仲裁裁判所。

この問題ではマレーシアのアンワル首相が以前、ゴールドマンを訴える意向を示唆していた。

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