ロシア、トルコへの地対空ミサイル納入開始 米「立場変わらず」

ロイター / 2019年7月13日 4時13分

 12日、ロシアは地対空ミサイル「S400」のトルコへの納入を開始した。写真はトルコの空港でロシアの飛行機から降ろされる地対空ミサイル「S400」。トルコ軍およびトルコ国防省提供(2019年 ロイター)

[イスタンブール 12日 ロイター] - ロシアは12日、地対空ミサイル「S400」のトルコへの納入を開始した。北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるトルコのS400導入に反対している米国は、対トルコ制裁の発動に踏み切ることが予想され、NATO内に亀裂が生じる可能性がある。

トルコ国防省は12日、「S400」の最初の納入分が首都アンカラ郊外の空軍基地に到着したことを確認した。アカル国防相は国営アナドル通信に対し「貨物輸送機3機が本日到着した」と述べた上で、ロシアからの納入は今後も数日間継続すると明らかにした。

ロシア国営イタルタス通信は、軍関係者の話として2回目の納入が間なもく行われるほか、3回目の納入は夏の終わりごろになると報じた。

エスパー米国防長官代行は「トルコがS400の納入を受け付けていることは承知している。最新鋭ステルス戦闘機F35(のトルコへの引き渡し凍結)の立場に変更はなく、これからアカル国防相と協議する」と述べた。

トルコリラ は1.6%下落し、1ドル=5.7780リラを付けた。

フライトレーダー24による航空機の運行データによると、12日朝にロシア空軍輸送機少なくとも2機がトルコに向けて飛行。トルコのテレビ局は、1機目が空軍基地に駐機している姿と2機目が0930GMT(日本時間午後6時30分)頃に着陸する映像を放映した。

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